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聖書の書としては珍しくエステル記では、「神」が登場しない!?1ルツ記に続き、女性の名前がついている数少ない聖書の書だ。
バビロン捕虜からの帰還からおおよそ100年が経とうとしている時の話しだ。バビロンから帰還せずに残ったユダヤ人の様子が分かるエステル記だ。
主人公のエステルは親を亡くし、いとこのモルデカイの養子となり育てられる。
ペルシャ帝国では、クセルクセス1世と言う王が、王姫に怒り新しい王姫を探していた。エステルは美しく、全国から集まった王姫候補の中でも一番気に入られて王姫の座を勝ち取る。
エステル記のまとめ
1ー4章 ユダヤ人への脅威
5ー10章 ユダヤ人の勝利
ユダヤ人への脅威
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王宮には、ハマンと言う偉い人がいて、モルデカイを嫌い、さらにユダヤ人の民族ごと目の敵にするようになった。ハマンは王の側近で、ユダヤ人を殺害したも良いとう言う法律を制定させる。
ユダヤ人の勝利
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ここでエステル姫が立ち上がり、自分の命をかけてユダヤ人を守りに行く。
王に自分がユダヤ人であり、ハマンが自分と自分の民を殺そうとしていると言うことを伝える。ハマンは処刑され、彼の財産はエステルとモルデカイが受け取る。
ユダヤ人は自分たちを守っても良いと言うふうに法律を書き直し、ユダヤ人を救う。
状況の逆転があまりにも凄いので、大勢の人がユダヤ人の神を信じる。
エステル紀からのラーニングポイント
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「神」が直接的には登場しないが、神の働き・御手は見逃すことでき無い!エステル記で見られる神の摂理に注目しながら読もう。
私たちの人生でも同じように、神が働いてくれている。またこれからも必ず働く事を忘れないでくれ。
- 旧約聖書では、他に「神」が出てこないのは雅歌だけだ。 ↩