「神の大レスキュー計画」
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これまでのストーリーのおさらい。
神が創造し、人が堕落し、反抗するが、神は関係を持ちたく、アブラハムに約束をする。神がアブラハムの子孫を祝福し、エジプトで飢餓を乗り越える。70人いたイスラエルの民は430年後には、数百万人にも膨張するが1、エジプトで奴隷となってしまう。神がイスラエルの民の「助けを求めるSOS」を聞き助けに出る。
Key
モーセ、レスキュー(贖い)、仕える(礼拝の)生き方、ワーシップ、契約、共にいる、臨済又は内在、幕屋、神の忠実さ、神の名前、律法
出エジプト記のまとめ
1章−18章ーエジプトでの奴隷からの救出
19章ー40章ー自由にされた人々がどのように神と生きるか
![神のレスキュー計画](https://seisho.life/wp-content/uploads/2021/11/IMG_4566-5.jpg)
Sue Carroll@art2liftspirits
1章−18章:神の救出大作戦
エジプトでの奴隷生活から救い出される。関係の為に救出してくれる神。一緒に歩めるように、助け出される。特別な関係を築く神。神と歩めるように、神の民として生きるために、贖われた。
「あなたが贖われたこの民を、あなたは恵みをもって導き、御力をもって、あなたの聖なる住まいに伴われた。」2
モーセ
レスキュー計画のために、モーセと言うリーダーが立ち上げられる。ユダヤ教では最大の預言者。もっと詳しくはモーセの記事を。
10の災いなどの奇跡
出エジプト記はドラマチックな神の働きが見られる。聖書では1番奇跡が見られると言ってもいいだろう。エジプトでは10の災いを用いて、エジプトの偽の神々をくだし自由を勝ち取ってくれた神。主人公はやはり、神。
20章-40章リレーションシップへの救い
ただ、かわいそうだから救って終わりではなく、「聖化」と言う目的を持っている。エジプトから救い、約束の地(カナンの地)と言う目的地、神の民として聖化の契約はシナイ契約と呼ばれ、神の恵みにもとづいている。4 御自分の身元に臨在の中へと救ってくれる方。奴隷から、自由だけだなく、奴隷から子供と相続人としてくれる。
「彼らは、わたしが彼らの神、【主】であり、彼らのただ中に住むために、彼らをエジプトの地から導き出したことを知るようになる。わたしは彼らの神、【主】である。」5
十戒や生きる契約のルール
「なんで聖書にはこんなルールがあるの?」と思う人も少なくは無い。25章から40章では、なんで15章も、「幕屋」作り方が事細かに記されている?6神は最初から人間と一緒に歩みたかった。
「彼らがわたしのために聖所を造るなら、わたしは彼ら中に住む」7
たまに必要になる頼みの神ではなく、生活の中央に位置どりたい神だ。 私たちの生活のど真ん中に住んでくれる神。新約聖書で、待望の「インマヌエル」8 イエスが来て「住まわれた」9ことに感謝しよう。
終わりと繋がり
神の命令どうり、「聖所」10をつくるが問題発生する。
誰も聖所に入れない。偉大なリーダーで、「主は、人が自分の友と語るように、顔と顔を合わせてモーセと語られた。」11と言われたモーセですら入れない!?
あまりにも聖い神がいるのに聖くない人はどうすればいいか?というところで終わる。レビ記でその問題が取り上げられる。