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ヨブ記は、「なぜ悪いこと起こるの?」、「苦しみはなぜ?」、「神は良いの?」と言った質問に向き合わせる書である。書かれたのも、時代的いはおそらく一番古い書で、イスラエルの人々の話でも無い。
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それにも関わらず、神と歩んでいた人だった事は確かだ。学べる事いっぱいあるヨブ記だ。
ヨブ記のまとめ
1章−2章イントロ:苦しみどこから?
3章から31章3人の友達とのやりとり
32章ー37章エリフとのやりとり
38章−42章神の言葉と結末
ヨブさん
東の人々の中で一番の有力者だったヨブさん。10人の子供と凄い財産に恵まれていたし、「誠実で直ぐな心を持ち、神を恐れて悪から遠ざかっていた。」1
天での会議
そんな中、突然天での会議の一部始終を見る事ができる。サタンがヨブに目をつけて、神に挑戦状を叩きつける。サタンは、「ヨブが神に従っているのは、祝福があるからだけで、それがなかったら、勿論、神をのろう!」と神を挑戦する。では、試してみて良いよと神から許可を得る。
悲劇の始まり
サタンの攻撃により、ヨブは財産も子供達も亡くしてしまう。深く落ち込むが、神に忠実にい続ける。ヨブは奥さんに、「神を呪って死になさい」とまで言われしまうが神を信じ続ける。 2有名な言葉で以下のように答える。
「私は裸で母の胎から出て来た。また裸でかしこに帰ろう。【主】は与え、【主】は取られる。【主】の御名はほむべきかな。」ヨブはこれらすべてのことにおいても、罪に陥ることなく、神に対して愚痴をこぼすようなことはしなかった。3
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3人の友達:エリファズ、ビルダテ、ツオフアル
当時の一番すごい人達、知識人、有職者の友達3人。ヨブのところに来て何も言わずに、一緒に7日間沈黙で過ごす。優しく思えるが、3人ともヨブに「答え」を上げようとする。視点は違うけれど、結局は同じように、「悪い事悪い人におこる。だからお前悪いヨブ。」
ヨブが一人一人と対話して行く中で、「悪い事してたら、悔い改めるよ。でも、それじゃないと思う。」と言っていく。いい加減呆れたヨブは、「あなたがたはみな、人をみじめにする慰め手だ。」4
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エリフ
ヨブと友達の話を聞いていた、一番若い友達のエリフが会話に入る。「お前らいい加減にしろ!」と言うような感じで怒りながら、4人を避難する。ヨブは自分が神よりも正しいと思い込んでいるからで、3人にはヨブを説得できないから怒る。
神の登場
この議論が続く中、神が「嵐の中からヨブに答えられた。」5
ヨブにも友達にも、「誰も分かって無いし、分かりえない!」と神が言う。天地創造の神の凄さの前に言う事ない。神は誰一人に説明する義務は無い。
神の凄さを見て、ヨブは、
5 私はあなたのことを耳で聞いていました。しかし今、私の目があなたを見ました。6
ラーニングポイント
ヨブ記は少し分かりずらいところもあるが、神がいて、関係を持ちたい事は明らかだ。
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耐え忍ぶ
見なさい。耐え忍んだ人たちは幸いだと私たちは思います。あなたがたはヨブの忍耐のことを聞き、主によるその結末を知っています。主は慈愛に富み、あわれみに満ちておられます。7
私たちも、苦しみたくないが、苦しみを耐え忍ぶ信仰も必要。ヨブも苦しんだが、神と歩み続けて、「【主】はヨブを元どおりにされた。さらに【主】はヨブの財産をすべて、二倍にされた。」8
神に出会える
苦しみに会ったとき「なぜ私がー」と叫ぶのではなく、神に出会えることを信じて生きる事が大切。ヨブはこの苦しみを通して、より深く神と交流出来る。
分からないことあってもオッケー
分からない事いっぱいある。「何故」と叫び、神を非難したい時も絶対ある。何があっても、神が支配している。分からないことあっても、分かる事を優先して生きよう。