箴言

箴言では「知恵」を教えている。

「知恵の書」と呼ばれる5巻:ヨブ記詩篇、箴言、伝道者の書雅歌。その中の、ソロモン王が書いたとされる、箴言、伝道者の書、及び雅歌だ。1

箴言で見られるのは、ソロモンが書いた3,000以上のことわざなどから選りすぐりまとめられた数百個だ。2

箴言のまとめ

1ー9章:知恵の原則 「知恵と愚かさの違い」などの「息子」に宛てて書かれている。

10ー29章:「知恵のことわざ」(25章ー29章は後にヘゼキヤ王が集めたソロモンのことわざ)。

30ー31章:神の知恵を取り入たライフスタイル30章はアグル。31章はレムエル王が母に教わった物。

箴言の31章を通して、知恵、子育て、どのように自分を磨くか、人間関係、セックス、友、金、心、プライド、舌、健全な生き方などを教えている。

箴言を理解して役立てるのに、特に大切な3つの事を見よう。

主を恐れる:Fear of the Lord

「主を恐れる」は18回箴言で登場する。3

「主を恐れる」は、箴言のメイントッピクでありスタート地点でもある。

【主】を恐れることは知識の初め。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。 4

勘違いしやすいのが、ビビった恐れや仕返しがくるからの恐れではない。ビクビクして逃げ隠れするような恐れでもない。

【主】を恐れることは知恵の初め、聖なる方を知ることは悟ることである。5

関係があるから、知っている事からくる、敬い。リスペクト。リスペクトしているから、従う、そのような「恐れ」を言う。「敬虔な畏怖」、「謙虚に従う」などとも説明できる。

「神は神で私は神じゃない」と言う理解ともまた言える。

Wisdom:知恵

知識ー情報インフォメーション。知恵はその情報をどのように神のルールに従って適応するかだ。ヘブル語の「ホクマ」と言う言葉からくる知恵、「神と生きるスキル」と言う意味を持つ。

愚か者には自分の歩みがまっすぐに見える。しかし、知恵のある者は忠告を聞き入れる。6

神のルール教えに生きる事は自分の理解により生きないことだ。

具体的・実用的

実用的だと言う事忘れないで。使えるもの、使用してないと成長してないと問題。

軽率に話して人を剣で刺すような者がいる。しかし、知恵のある人の舌は人を癒やす。7

選べるものだ!知恵vs愚かな生き方か、聖書か世のルールか、神のルールか私のやり方。

知恵はイエスにある。

このキリストのうちに、知恵と知識の宝がすべて隠されています。8

イエスから知恵をいただこう。神は知恵を与えてくれる!

あなたがたのうちに、知恵に欠けている人がいるなら、その人は、だれにでも惜しみなく、とがめることなく与えてくださる神に求めなさい。そうすれば与えられます。9

  1. これら以外にも、詩篇72篇と詩篇127篇もソロモンが著者。
  2. 第一列王記4:32; 伝道者の書12:9参照。
  3. 聖書全体では50回。
    ヨブ記28:28
    「こうして、神は人間に仰せられた。「見よ。主を恐れること、これが知恵であり、悪から遠ざかること、これが悟りである」と。」
    詩篇111:10
    「知恵の初めそれは【主】を恐れること。これを行う人はみな賢明さを得る。主の誉れは永遠に立つ。」
    伝道者の書12:13
    結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。
  4. 箴言1:7
  5. 箴言9:10
  6. 箴言12:15
  7. 箴言12:18
  8. コロサイ2:3
  9. ヤコブ1:5