出エジプト記

出エジプト記はでは神が人をレスキューし自分との関係に救うストーリーだ。

「神の大レスキュー計画」

これまでのストーリーのおさらい。

神が創造し、人が堕落し、反抗するが、神は関係を持ちたく、アブラハムに約束をする。神がアブラハムの子孫を祝福し、エジプトで飢餓を乗り越える。70人いたイスラエルの民は430年後には、数百万人にも膨張するが1、エジプトで奴隷となってしまう。神がイスラエルの民の「助けを求めるSOS」を聞き助けに出る。

Key

モーセ、レスキュー(贖い)、仕える(礼拝の)生き方、ワーシップ、契約、共にいる、臨済又は内在、幕屋、神の忠実さ、神の名前、律法

出エジプト記のまとめ

1章−18章ーエジプトでの奴隷からの救出

19章ー40章ー自由にされた人々がどのように神と生きるか

神のレスキュー計画

Sue Carroll@art2liftspirits

1章−18章:神の救出大作戦

エジプトでの奴隷生活から救い出される。関係の為に救出してくれる神。一緒に歩めるように、助け出される。特別な関係を築く神。神と歩めるように、神の民として生きるために、贖われた。

「あなたが贖われたこの民を、あなたは恵みをもって導き、御力をもって、あなたの聖なる住まいに伴われた。」2

モーセ

レスキュー計画のために、モーセと言うリーダーが立ち上げられる。ユダヤ教では最大の預言者。もっと詳しくはモーセの記事を。

10の災いなどの奇跡

出エジプト記はドラマチックな神の働きが見られる。聖書では1番奇跡が見られると言ってもいいだろう。エジプトでは10の災いを用いて、エジプトの偽の神々をくだし自由を勝ち取ってくれた神。主人公はやはり、神。

20章-40章リレーションシップへの救い

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ただ、かわいそうだから救って終わりではなく、「聖化」と言う目的を持っている。エジプトから救い、約束の地(カナンの地)と言う目的地、神の民として聖化の契約はシナイ契約と呼ばれ、神の恵みにもとづいている。4 御自分の身元に臨在の中へと救ってくれる方。奴隷から、自由だけだなく、奴隷から子供と相続人としてくれる。

「彼らは、わたしが彼らの神、【主】であり、彼らのただ中に住むために、彼らをエジプトの地から導き出したことを知るようになる。わたしは彼らの神、【主】である。」5

十戒や生きる契約のルール

「なんで聖書にはこんなルールがあるの?」と思う人も少なくは無い。25章から40章では、なんで15章も、「幕屋」作り方が事細かに記されている?6神は最初から人間と一緒に歩みたかった。

「彼らがわたしのために聖所を造るなら、わたしは彼ら中に住む」7

たまに必要になる頼みの神ではなく、生活の中央に位置どりたい神だ。 私たちの生活のど真ん中に住んでくれる神。新約聖書で、待望の「インマヌエル」8 イエスが来て「住まわれた」9ことに感謝しよう。

終わりと繋がり

神の命令どうり、「聖所」10をつくるが問題発生する。

誰も聖所に入れない。偉大なリーダーで、「主は、人が自分の友と語るように、顔と顔を合わせてモーセと語られた。」11と言われたモーセですら入れない!?

あまりにも聖い神がいるのに聖くない人はどうすればいいか?というところで終わる。レビ記でその問題が取り上げられる。

  1. アブラハムへの約束の成就(創世記 13:16; 15:5; 22:17を参照)。
  2. 出エジプト記15:13
  3. 聖書の中では山を舞台に神様のストーリーを展開されることが多い。これらを追ったメッセージもいつかアップする予定だ。
  4. 出エジプト19章4節、申命記32章11節参照
  5. 出エジプト記 29:46
  6. 後々もっと詳しい記事がたされるから、待っててね。
  7. 出エジプト25章8節
  8. “God with us” 我々と一緒にいてくれる神
  9. ヨハネ1:14
  10. 聖なる神とそうでない私たちが出会う場所。地が天に触れる事の出来る場所。
  11. 出エジプト記33:11