ローマ書

ローマ書でパウロは「福音とは何か?」と言う質問を答えている。

ユダヤ人も異邦人も皆罪人1で死に値するが、イエスの死と復活により、誰でも信仰により命を受ける事が出来、生けた供え物となる。

一番長い手紙と言うより説教。ローマはとっても大事な教理(教え)で神学的な原則を教える。

第三回宣教旅行の途中越冬している時にパウロがコリントから書いた手紙。ローマに行ったこともなかったパウロがローマの教会に手紙を書いた。2 福音の真髄を教えるのと、クリスチャンになったローマの人達とユダヤ人の関係を神学的に追求する。スペイン伝導のために支援を募るためにも書いている事を忘れやすい。

ローマ書でパウロは「福音とは何か?」と言う質問を答えている。

「何から救われているの?」

「どのようにして救われているの?」

「何のために救われている?」

ローマのまとめ

1-3章:罪の問題

3-5章:救い

6-8章:聖化どのように変えられて行くか、聖霊によって。

9-11章:神の主権

12-16章:福音に救われて結果を生きる;仕える

ローマ書のキーワード

「信仰」62ーイエスを信じる。

「義」66ー神の視点から正しいと見られる。関係修復。

「律法」78ー旧約聖書の法律、行い、努力。

神と正しい関係になる為には「義」が必要だが、「律法」(行いと努力)によっては到達できない。イエスを信じる「信仰」のみが「義」を与える。

ローマ書の鍵となる箇所

ローマ1:16-17

信じるすべての人に救いをもたらす神の力です。福音には神の義が啓示されていて、信仰に始まり信仰に進ませるからです。3

ローマ3:20-24

なぜなら、人はだれも、律法を行うことによっては神の前に義と認められないからです。律法を通して生じるのは罪の意識です。しかし今や、律法とは関わりなく、律法と預言者たちの書によって証しされて、神の義が示されました。すなわち、イエス・キリストを信じることによって、信じるすべての人に与えられる神の義です。そこに差別はありません。すべての人は罪を犯して、神の栄光を受けることができず、神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。4

ローマ書の章ごとのまとめ

  1. この世は堕落している。罪でいっぱい。自分の力で治す事出来ない。
  2. 神様の裁きはユダヤ人も異邦人も受ける。
  3. その裁きを避ける道を神がイエス・キリストの死と復活で整えた。
  4. アブラハムを通して示された信仰。
  5. 義認は、神様との平和につながる。
  6. クリスチャンにとって、罪と死は終わった。
  7. が私たちは律法の下にいるのではなく。。。
  8. 御霊に生かされている。
  9. これは最初から神様の計画だった。
  10. だから、みんなに伝えよ。
  11. ところで、イスラエルはどうなんだ?これは神様の計画です。
  12. だから、真のクリスチャンのように生きなさい。
  13. 愛によって従順になり、律法を成就しなさい。
  14. 互いに裁き合ってはいけません、誰かに罪を犯させることもいけません。
  15. イエスに従おう:イエスが全ての人の希望。
  16. 挨拶とパウロのローマへの訪問
  1. ローマ6:23
  2. パウロ自身が初めてない教会に書いているのはローマだけだ。
  3. ローマ1:16-17
  4. ローマ3:20-24