ヨシュア記

やっと入れた約束の地で、ヨシュア率いる民に神が勝利を与えてくれる。

「勝利、信仰と再献身」

やっとだよー

アブラハムへの約束から約500年。

エジプトを出てから、40年荒野で彷徨ったが到着した。敵がいるが最高の土地のカナン。ヨシュア率いるイスラエルが20年間かけて、約束の地に入って、制覇していくストーリー。

ヨシュア記のまとめ

ヨシュア記 1:1-5:12ー約束の地に入る

ヨシュア記 5:13-12:24ー約束の地の征服始まる

ヨシュア記 13-22ー相続の割り当て

ヨシュア記 23-24ーヨシュアのお別れメッセージと警告

約束の地での勝利

ヨシュアがリーダーに任命され、二人のスパイを送り込む。ヨルダン川わたり、ついに約束の地に足を踏み入れた。周りは敵だらけ、征服する必要がある。記念の岩を立て、聖なる民だと思い出させられる。

エリコ、アイでの敗北と勝利。それ以外の戦い。神は勝利をもたらすかただ。

約束の地の割り当て

相続として、約束の地を12部族へ分配。それぞれが代々受け継ぐ土地。それ以外には、20章で「のがれのまち」の指定や21章でレビ族の街が設けられる。1

ヨシュアのお別れメッセージと警告

モーセのお別れメッセージ同様、ヨシュアがイスラエルの民に、「はっきりと選べ!」「神に従って仕えろ!」と再献身を促すメッセージだ。中途半端な信仰で生きるなと言うもの。

今、あなたがたは【主】を恐れ、誠実と真実をもって主に仕え、あなたがたの先祖たちが、あの大河の向こうやエジプトで仕えた神々を取り除き、主に仕えなさい。主に仕えることが不満なら、あの大河の向こうにいた、あなたがたの先祖が仕えた神々でも、今あなたがたが住んでいる地のアモリ人の神々でも、あなたがたが仕えようと思うものを、今日選ぶがよい。ただし、私と私の家は主に仕える。」2

かっこいい話、シェケム。

ヨシュアが集会をひらいてメッセージをしたのがシェケムと言う場所。神が創世記12章でアブラハムに現れ約束した場所。「その約束を守ったよ!」と叫ばんばかりだ。

見よ。今日、私は地のすべての人が行く道を行こうとしている。あなたがたは心を尽くし、いのちを尽くして、知りなさい。あなたがたの神、【主】があなたがたについて約束されたすべての良いことは、一つもたがわなかったことを。それらはみな、あなたがたのために実現し、一つもたがわなかった。3

かっこいい、忠実な神だ。仕えろ。

注目ポイント

戦いには信仰が必要

自動的に勝利がくるののではない。勝利は神が与えてくれるが、敵も与えてくるところに注目し、信仰の必要性をみながら読もう。

偶像礼拝と私

偶像礼拝は昔の問題ではなく、今の私の問題と言う読み方を進める


  1. 多くの人が気づかないが、レビ族は12部族のうちにカウントされない。神に聖なる部族として、仕える為に聖別されている。
  2. ヨシュア記 24:14-15
  3. ヨシュア記 23:14