ヘブル

イエスがより凄いから私たちは信仰に導かられるべき

誰が書いた?

ユダヤ人で旧約聖書とユダヤ教のしきたりにたけている人が書いた事は確かだ。二代目クリスチャンとも受け取られる。それに加えて、教養のある人でギリシャのレトリック(修辞法)に長けている人。1

いろんな案がある。パウロっぽいけど、パウロっぽくもない。ある人は、パウロがヘブル語で語ったメッセージを誰かがギリシャ語でまとめたなどの意見もある。その他には、ルカ、アポロ、バルナバ、などが挙げられている。

誰宛て?

この手紙を受け取った人たちは、明らかにユダヤ人でイエスを信じた人たち。ヘブルの内容から、そのクリスチャンになったユダヤ人たちは、心が揺らいでいた。一度はイエス信じたけれど。。。ユダヤ教に戻ってしまうのが一番簡単で、落ち着くから引っ張られていた。成長がなかったし、神の言葉を信頼していなかった。

ヘブルの特徴

対比がいっぱい。「影と現実」、「古いと新しい」、「約束と成就」や「イエスと儀式」など。

旧約聖書の引用やバックグラウンドが多く使用されている。ユダヤ人クリスチャンの人に旧約聖書がイエスに指指していて、一番卓越した方で信頼出来ると励ます。

ヘブルは説教のようでもあると同時に最後の方は手紙でもある。

ヘブルのまとめ

1-2章ーイエスは天使よりも優れている

3-4章ーイエスはモーセなど預言者より優れている

4-7章ーより優れた大祭司のイエス(メルキゼデク系の祭司、詩篇の引用とバックグラウンド、硬くなな心を避ける)

8章ーイエスはより優れた契約を結ぶ

9章ーイエスより優れた生け贄 (レビ記を説明)

10-13ーより優れた生き方(今までの応用):「信仰」と「忍耐」

キーワード:「優れた」と「信仰」

イエスがより凄いから私たちは信仰に導かられるべき、信仰で生きるべきだし忍耐できると言っている。 私たちも、イエスを信じる前の昔の生活の方が、馴染みやすく、落ち着くし、馬鹿にされない等といった理由で引っ張られてしまう。世の引きは強い!

ヘブル4:14

さて、私たちには、もろもろの天を通られた、神の子イエスという偉大な大祭司がおられるのですから、信仰の告白を堅く保とうではありませんか。

ヘブル10:22-24

  1. 150語はヘブルでしか登場しない。