一番短い（21節）オバデヤ書はエドムの国に対する裁きの預言。
オバデヤ書は旧約聖書で一番短い、たったの21節。説明を聞くよりも実際に早く読めると思う。実は他に12人ものオバデヤさん聖書に登場するくらい人気の名前だった！？「主の僕」と言う意味の名前。
オバデヤ書のまとめ
とってもシンプルに、オバデヤ書は、エドムの裁きについて書いてある。
エドムとは
遡ること約1000年。アブラハムが神に選ばれて信仰の父として歩んだ。子孫を与えるよと約束されて与えられたのが、イサク。イサクは双子の息子に恵まれた。長男がエサウで次男がヤコブ。創世記25−27章で見られるストーリーだが、神がヤコブを選び、それ以来、二人の関係は争いばかりだった。
ヤコブの子孫がイスラエル。みんなも知っている。
エサウの子孫がエドムだ。
兄弟のような関係なのに、敵対している。エドムはイスラエルを目の敵のように思っていて事あるごとに争いがあった。この当時は、イスラエルの東、死海の反対側に住んでいたエドム人たち。
裁きの理由
ヤコブへの暴虐のため。イスラエルが攻撃されているのに助けようともせず、良いことにまちまちを嵐、イスラエルの崩壊を嘲笑っていた。プライドがある。
10 おまえの兄弟、ヤコブへの暴虐のために、恥がおまえをおおい、おまえは永遠に断たれる。1
神は罪を裁き、契約の民を守る方だ
イスラエルの人たちは、「神はまだ見ているのだろうか？」と思っていたに違いない。国もやられ、あっちこっちで敵にやられて、「何故ー」「神どうにもしないの」と叫びたかっただろう。
ここで確かに見えるのが神の答え。「見ているよ。」「悪を裁くよ！」みんな主の日に裁かれるよ。15節
なぜなら、【主】の日がすべての国々に近づいているからだ。おまえは、自分がしたように、自分にもされる。おまえの報いは、おまえの頭上に返る。
預言者でテーマとして見て来ている「主の日」や裁きの現実を捉えないといけない。神は契約を守る方だ。約束の人々には帰る道をまた与えてくれる。2
